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闘病生活を送っています。2022/5/14 更新
発見!
▲2020年3月31日、ステージ4(!)の大腸癌が見つかる。
その後、抗癌剤治療12回、外科手術、抗癌剤治療8回、外科手術、放射線治療30回!
2020年10月、ステージ4の癌を甘く見た私はテニスオフ再開。
▲2021年6月、左鼠径部リンパに転移再発した癌の除去手術。
そして、最後の30回にも及ぶ放射線治療が終わったのが2021年8月14日。
同年11月15日午後1時15分、実妹逝去。私より先に逝ってしまった。(涙・滂沱)
あんなに元気だったのに‥‥。
▲2022年4月5日 ペット検査の結果判明。右鼠径部、骨盤下部、肝臓付近の腹膜にがんの転移再発が認められる。
4月12日 抗癌剤治療開始。6月7日までの計5回の予定。
5月12日 大塚診療所にて「丸山ワクチン」の接種を開始。
今日現在(2022年5月14日)、抗癌剤による副作用真っ盛りで絶不調!
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【文科系テニス13-1】2020/6/11
★ ふらここ(注①)に孫と憂鬱を乗せて揺れ ★
(注①)「ふらここ」とは春の季語で「ぶらんこ」のことである。
「ぶらんこ」にはもうひとつ「鞦韆(しゅうせん)」という言い方もある。
孫がまだよちよち歩きの時、よく散歩に出かけた。
その時のことを何気なく詠んだ句である。
私みたいな者が「おじいちゃん」になんかなっちゃって
いいんだろうかという想いがあった。
新米じいちゃんの膝に孫と心の重みとが
春の暖かで湿った空気の重さと相まって
ちょっぴり重く感じたのだった。
★ 春時雨テニスに支障なかりけり ★
春時雨なんか鼻っから問題なし。
強風だってなんのその。
小雪程度ならドンと来い。
テニスを始めた頃、かなりの悪天候でも
テニスを強行した。
なにしろやりたくてやりたくて仕方がないのだ。
府中市営のコートははじめハードコートが多かった。
雨が降れば基本できない。
そこをコート整備をしながらする。
雨が降り続いても
雪が降り続いても整備しながらやった。
ハード面から雨や雪を掃ける仕事は重労働だ。
あの時私は腰を酷使して痛めてしまった。
★ 夢の出自 ★
夢の輝く 純潔は
見るも悲惨な 糞つぼの
中で蠢く 蛆虫が
汚辱にまみれて 歌う詩(うた)
夢の輝かしい純潔は、その夢を育てる人間自身の
汚辱や悲惨から直接滲み出たものである。
健全な心の持ち主からそれが生まれ出ることはない。
ある詩人はこう言った、
「キミ、詩人であることが幸せだと思うかい?」
詩人とは夢の精神をあたかも癌細胞のように
抱きこんで生活しなければならない。
その自覚がなければ創作活動なんてとっても無理だ。
命を削りだすような言葉は出てこないのである。